11月4日(土)・5日(日)第10回日本サルコペニア・フレイル学会大会(お茶の水ソラシティカンファレンスセンター)へ参加してきました。
今回のテーマは『Muscle in Motion!』
大会長は順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学教授の堀江重郎です。
サルコペニア・フレイルの予防・治療に重要な筋肉のwellbeingに、テストステロン(男性ホルモン)から切り込んで、私の関心のど真ん中です。最新の技術や情報を共有・交流でき、学ばせていただけ、とても有意義な時間でした。
ランチョンセミナーでは、国立長寿医療研究センターの西井久枝先生(泌尿器科医)がご登壇になりました。
「フレイル高齢者・認知機能低下高齢者の下部尿路機能障害に対する診療ガイドライン」についてご紹介くださり、理解が深まりました。
そしてこれまで何度もニアミスしていた和田直樹先生(旭川医大)にもようやくご挨拶できました。
排泄とサルコペニア・フレイルの関連が、これまではあまり取り上げられてこなかったのが、今回ぐっと近づいた感じで、非常に嬉しく感じています。
初日終了後のミキサーでは、多くの先生方と交流させていただきました。
学会長の荒井秀典先生(国立長寿医療研究センター)にも排泄とフレイルと骨盤底ケア・トレーニングについてお話を聞いていただけました。
大会長の堀江先生には、お忙しい中、私の活動にも関心をもっていただき、性ホルモンや骨盤底筋トレーニングについての情報交換やご指導もいただけ、とても勉強になりました。
また石井好二郎先生(同志社大学)、真田樹義先生(立命館大学)などスポーツ科学分野の先生方とも連携できてありがたいことです。
認知症予防学会との連携、機能性食品、栄養、ロコモ、コンディショニングなど、様々な分野の専門家がこのサルコペニア・フレイル学会には集い、非常に刺激的です。
性ホルモンが、今後ますます身近になると感じていて、骨盤底ケアやトレーニングに併用され、効果が高まるでしょう。情報をどんどんアップデートして、現場でいかしていきたいと思います。
また研究にも広がりがでそうです。
11月は学会が続きますが、今週末11.12日は名古屋で日本介護予防・健康づくり学会です。
骨盤底ケア研究部会のワークショップセッションでは、西井久枝先生にご講演いただきます。高齢者の排泄ケアの理解を深め、実践活動報告とあわせ、より身近に骨盤底ケアに取り組んでいただけるような時間になればと思います。
合間に骨盤底筋トレーニングもして鍛えてきました。
(磁気刺激デバイススターフォーマー、かなり効きます!あと、筋肉痛~)このお話は改めて。
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