公益財団法人大同生命厚生事業団2024年度「地域保健福祉研究助成」に採択されました

公益財団法人大同生命厚生事業団2024年度「地域保健福祉研究助成」に採択いただきました。2024年9月6日 近畿地区助成金贈呈式が大阪大同生命本社近くのホテルエルセラーンで行われ出席してまいりました。

研究テーマ:

地域住民のフレイル対策・健康増進を目指した骨盤底機能年齢の検証と活用に関わる研究

今回、社会福祉法人えのき福祉会の協力を得て、研究の申請をいたしました。えのき福祉会は大阪府泉南地域で「介護福祉施設ぶどう」を運営しており、私は理事として参画しています。

隣接する泉南きむらクリニック院長木村貴明先生と、普段から骨盤底筋トレーニング指導で関わっている大阪府堺市のたにわレディースクリニック院長谷和光先生にも共同研究者としてサポートいただきながら、低体力者(要支援、要介護)や婦人科疾患をもっている患者様にスポットをあて、健常者との比較や適切な取り組みを見出すことを目指したいと思っています。特に今回は超音波画像診断装置も使用して測定もおこなう予定で、採択の連絡を受けて、具体的な準備を進めています。

 贈呈式では理事長の工藤 稔様(大同生命保険株式会社代表取締役会長)より直接授与いただきました。また式後の昼食会では、選考委員長の河野 公一先生(大阪医科薬科大学名誉教授)の隣席でいろいろお話を伺うことができました。

 大同生命厚生事業団は国民の健康と公共の福祉の増進に寄与することを目的に、研究助成、ボランティア活動助成、健康小冊子発行などの活動をされています。

 これまで、社会福祉、公衆衛生の分野での事業支援が多く、実は骨盤底のケアについては、これまで採択されてきた研究テーマとは少し領域が異なるため、申請のときに、採択は厳しいだろうと実は思っていたことをお話しました。これについて、国民の健康の保持、増進をめぐる社会的要請が増大していることから、今後、研究助成をふくめ新たな取り組みが必要であるとの、選考委員会で多くの時間をかけて議論をしたというお話も伺い、大変有難く、そして心強い支援者を得た気持ちになりました。

 公益財団法人大同生命厚生事業団様は今年設立50周年とのことです。この記念すべき年に助成をいただき、次の時代に役立つ研究の一端を担いたいと気を引き締めています。

 これまでの研究はパイロット的に取り組んだものが多く、今すぐ多くの人に手に届くものではないかもしれません。でもなんとか社会に役立てたい、便利な社会のなかで日の当たりにくいテーマに日を当てていきたいという思いをもっています。こうした研究への取り組みを発展させることと生命保険事業の関わりも常務理事から伺い、研究成果が社会貢献として、人々の手に届くよう橋渡しをしていただけるというイメージができました。

最後に贈呈式の後は大同生命本社ビルメモリアルホールで特別展示されている『大同生命の源流“加島屋と広岡浅子”』展に案内いただきました。

ここで、もう10年近くまえの連続テレビ小説「あさが来た」、心斎橋大丸にいたときにであった建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズが私の頭の中で一気につながって、とても感慨深く、また一つ光がみえたような気持ちになりました。

展示会場では広報の方から詳しく面白くご説明いただき、歴史的な価値も非常に高いものをあることを知りました。とても見ごたえのある展示が無料で拝観できるので、お近くにいらしたときにはぜひご覧になればと思います。

これから1年間、しっかりと研究報告ができるように取り組んでいきたいと思います。

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    (株)ホリスティックヘルス研究会代表取締役
    一般社団法人幸せな身体づくり協会代表理事
    健康運動指導士
    排泄機能指導士
    骨盤底筋トレーナー®
    骨盤底ヘルスケアアドバイザー®

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